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2003年12月24日
バックミンスター・フラー
先週からバックミンスター・フラーの本(amazonで「バックミンスター」で検索)
をいくつか読んでいるが、
どの本も読んだ後に現在の自分の考えかたについて再考させられる良い本だ。
これまでに読んだのは、
- クリティカル・パス
- Bucky Works
- 宇宙船地球号操縦マニュアル
- バックミンスター・フラーの宇宙学校
これらで入門したあと、フラーのすべてが詰まっている
「synergetics1/2」を読もうと思う。
そのままを日本語訳したものがamazonにないのが残念。
ほんとはあるのかな?
どの著作も「専門化という罠にはまるな。視野を広くもて。」
という共通のメッセージをもっている。
視野を広くもてば世界がどんな風に見えるのかについて、
フラーは例をたくさん挙げている。
たとえば、
人間は地球に降る太陽エネルギーの1億分の4しか使ってないという事実を根拠として、
「資源は枯渇していない。限られた資源をめぐる競争は時代遅れである。
皆、資源が有限だから競争しなければならないと、
支配者によって洗脳されているのだ。」
という論を、いろんな計算に基いて展開したりするのは面白い。
また別の例では、
「富とは、現在の水準の生活をN日間保証するための何かである」
とか、
「専門家 とは、奴隷の形態の一種である。」
とか、、、
いちいち表現が面白く、考えこんでしまうものばかりだ。
ただ、いまのところ、フラーのアイデアは、確かにすばらしいのだが、
何か根本的なことについての考察というよりは、
誰かが作った基礎の上にいろんな楽しくてためになる展開をした、
という以上のものではないような感じがする。
SF映画についてとか、オンラインゲームの内容についてとか、
軽い話題のときにフラーのアイデアを引用すると、ぴったりくるのかも。
日本でいうと、いちばん似てるのは、宮崎駿かな??
とにかくフラーは、歴史に残る、良い語り部であることは間違いない。
科学者ではなく。
Posted by ringo : 2003年12月24日 15:13
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