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2004年08月26日

裾野の広がり?


cyber girlfriend

香港において、3G携帯向けに、
人工知能を応用した仮想恋愛ゲームの開発が進行しているらしい。
このゲームが、通常の恋愛ゲームと違うのは、
リアルの金(香港ドルかな?)を払って花やプレゼントなどを買い与えるほど、
ゲームが進行するということだ。金を払わないとゲームが進まない。
あるblog等では「仮想空間の売春婦」と表現されていた。ちなみに男性キャラ
バージョンもリリースされるらしい。

この記事を見て二つのことを思った。

ひとつ目は、ビジネスモデルの進化。ゲームを1000円で買ってから
100円を50回払うのと、最初に6000円払って買う普通のものとどう違うのかを考えると、
たとえば携帯電話のように常時接続している環境だと、前者のほうが、
プレイヤーの嗜好を細かく分析しながら内容をネットワーク越しに
追加していくことができるという点で有利だ。

二つ目は、3D表示技術の開発においても、やはりエロ周辺に資源が
集中投下されて、飛躍的な進歩を遂げそうだということ。
優秀な人間描画ミドルウェアのようなものが、エロ周辺企業から出てくる
のは間違いないだろう。この種のミドルウェアは、リアルタイムに
描画する必要があるという点で、映画業界で使われてるものともまた
違ったデザインになるに違いない。描画エンジン以外にも、
「理想的な性格」を人工的に作る技術への投資も積極化しそうだ。
これは、面白い性格を必要としない恋愛ゲームからまず応用が始まるだろう。
常時接続を活用すれば、潤沢な資源をもつサーバーと接続することで
学習の範囲などを広げ、自然な性格を持たせることがより容易に
なるかもしれない。人工知能+優秀な人間描画エンジンの組みあわせは、
ひとつの、キラーアプリへの道になるだろう。

ところで、昨日、大学の尊敬する先輩が仕事場に遊びにきた。
彼と飯を食いながら話しをしてたのだが、彼が力説するには
「やった後の、無駄なことしてしまったなぁ感」があるゲームは
もうやらん、「やって何かが賢くなった感」があるのじゃないと駄目だと。
爽快感とかが売りのゲームという時点でもう駄目だと。

強く同意しつつ、決意を新たにした日だった。

Posted by ringo : 2004年08月26日 20:21

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