CEDEC 2009セッションの結果報告
去る9月1日、CEDEC 2009にてMMOゲームサーバのバックエンドアクセス実装法というセッションを行いました。
セッションでは、303席がほとんど満席になるほどの参加をいただきました。 大変ありがとうございました!
今年からCEDECは規模が大きくなり、基調講演、セッション、 参加者数すべてが拡大したそうです。 会場でも日本におけるCEDECの影響力が大きくなっていることを実感しました。
このほどCEDECの事務局から聴講者アンケートの結果が送られてきましたので、 結果の報告と、アンケートにあった質問に可能な範囲でお答えしたいと思います。
まず結果については:
役に立った=80 どちらともいえない=30 役に立たない=6
ということでした。いまのプロジェクトに取り入れてみたいという意見もあり、 多くの方に情報を活用していただけたようで、ほっとしています。
その一方で、いくつか指摘や質問などもいただきましたので、ご紹介したいと思います。
▼ 最初に資料を公開有無を教えてほしかった。時間が短かった...。
「説明がはやすぎる。メモによけいな時間を取った。」という指摘もありました。 これについては配慮が足りず、申し訳ありませんでした。 今後はぜひそうしたいと思います。
▼ 国内と海外のDB(←DB以外にもサーバ構成そのものを)の使い方を比較してほしい。
これはぜひ今後、やってみたいと思います。 アマゾンに売っているようなMMOG開発本では、 ほぼ概論の解説にとどまっていて、違いがよくわからないので、 今回のセッションのように開発者にインタビューをしてみたいところです。
興味が沸いたので、 GDC2009のプログラミングセッションリストを見てみると、 database, db, といったキーワードは一切登場せず、 しかも serverも1個だけ・・・と取り上げられること自体が少ないようです。 CEDECのセッションを準備するときに、MMOGの実装に関する 技術セッションを調査したのですが、海外も含めてかなり少ないようでした。
個人的には、それぞれのタイトルでの違いとしては、
- サーバ構成にあまり違いは無いんじゃないか
- ゲームサーバでは、DBアクセスをする際に、スレッドを使うとか違いがありそう
- JavaやLLなど使っている言語の違いもありそう
このあたりがあるのではと思います。
今後、ぜひ取材をしてみたいです。 海外のMMOG開発者に知り合いがいるという方はTwitter等で 教えていただければ嬉しいです。取材に駆けつけます。
▼ パケットの通信には〈XML〉→XMLパーサ→バイナリ→暗号化のような中間部分があるのか?etcにもきょうみが出ました。
これはMMOGに特有というよりは、ネットワークゲームに特有の部分かもしれません。 web上にも、まさにこれだ、という資料は見つけられませんでした。 弊社で提供しているツールで支援している部分も関連性はあるのですが、 現状ではツールの利用方法の説明にとどまっている感じなので、 ぜひ折をみて概論も含めて解説をしてみたいと思います。 もしも情報源を知っている方がいたら教えていただければ嬉しいです。
以上、CEDEC 2009 の報告でした。
Special thanks to:真・女神転生IMAGINEの巽さん、田中さん、パンドラサーガの中さん、情報提供ありがとうございました!












今年のGDC AustinのProgrammingのセッションを調べました。
18個のうち、9個がMMOのプログラミング関連で、 "Multithreaded server"や "versant persistence engine"などサーバ構成に関連する話題もいくつかあるようでした。
https://www.cmpevents.com/GDAU09/a.asp?option=C&V=1&SB=3
去年よりもMMOGのプログラミング関連のセッションが大幅に増えているようです。